今回の記事で分かるのは下記の点です。
- ダウ理論とは
- ダウ理論の6つの基本法則とは
- ダウ理論でハイローオーストラリアを攻略する為には
ダウ理論とは
ダウ理論とはチャールズ、ダウが19世紀末に提唱した相場理論の事です。
このダウ理論は21世紀の現在でも引き継がれ、株式投資やFX、更には暗号通貨取引など、全ての「投資」においての基本とも言われています。
なので、バイナリーオプションも勿論「投資」分野に当たるので,ダウ理論を覚えるのは必須とも言えるでしょう。
ダウ理論の6つの基本法則とは
ダウ理論は6つの原則を基礎にして構成されています。
その6つとは下記の通りです。
- 平均株価は全ての事象を織り込む
- トレンドは、短期・中期・長期の3種類に分類される
- 主要なトレンドは3段階存在する
- 価格は相互に確認されなければならない
- トレンドは出来高でも確認されなければならない
- トレンドは明確な転換シグナルが出るまで続く
6つともとても大切なので、覚えておいた方がいいでしょう。
平均株価は全ての事象を織り込む
まずは一つ目の原則です。
この「平均株価は全ての事象を織り込む」とは、世の中に起こり得る全ての物事が平均株価に影響するという事です。
例えば、アメリカで大統領を決める選挙があったとしましょう。選ばれる大統領によってはUSD関係の通貨ペアが急激に上昇、あるいは下降します。
もう一つ例を出せば、ある暗号通貨取引所で仮想通貨(暗号通貨)がハッキングされるとします。ハッキングされた仮想通貨(暗号通貨)は大幅な下落をします。
上記のように全ての物事が、その分野の「価格」に少なからず影響しているよという事だね。
トレンドは、短期・中期・長期の3種類に分類される
次に基本原則の2番目ですね。この「トレンドは、短期・中期・長期の3種類に分類される」とはその言葉の通りで、トレンドと言われる一方に伸び続ける相場というのは「3種類」ある。と言うことですね。
※トレンドとは相場がある一方(上昇か下降)に伸び続ける相場の事です。
主要なトレンドは3段階存在する
基本原則の3番目です。この3番目はバイナリーオプションをしている方は特に覚えておかなければいけない原則です。
一度「トレンド」を確認すれば、上記画像のように、3段階トレンドは発生するという事です。
そんな時この原則を覚えておくと無駄なエントリーは避けれるかもしれません。
価格は相互に確認されなければならない
4番目の原則です。「価格は相互に確認されなければならない」とは、値動きが連動する通貨ペアや株式、暗号通貨を一緒に見る方がいいという事です。
例えば通貨ペアでEUR/JPYとGBP/JPYは時間帯によってはほとんど同じ動きをする時間帯があります。そんな時EUR/JPYが上がれば、もう片方のGBP/JPYも上がる可能性が高い。
暗号通貨で言うならば、リップルとステラで例えましょう。リップルの価格が上がればステラの価格も上がり、リップルの価格下がればステラの価格も下がる可能性が高いと言う事です。
トレンドは出来高でも確認されなければならない
5つ目の基本原則です。「トレンドは出来高でも確認されなければならない」とは、トレンドが発生した!と思っても、出来高が少なければトレンドだと思っていた相場が実はレンジ相場だったりします。
つまり、トレンドが発生する時は必然的に出来高も高いという事です。
なので、出来高が少なければ「騙し」の可能性が極めて高くなります。
こちらもかなり重要な原則ですので、「出来高が低いとトレンドの可能性が極めて低く、出来高が高く、尚且つトレンドかな?と思う相場であればトレンドの可能性が高い」と覚えておきましょう。
トレンドは明確な転換シグナルが出るまで続く
6つ目の基本原則です。「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで続く」とは言葉の通りで、トレンドが一度発生すると明確な相場転換シグナルが出るまではトレンドが続くよと言うことです。
トレンドの転換シグナルは多数ありますが、私は下記の点を相場転換のサインと思っています。
- ローソク足
- ダイバージェンス
- ダブルボトムや逆三尊が出現した際
上記の点を重視して、トレンド転換を見抜くようにしています。
ダウ理論でハイローオーストラリアを攻略する為には
ダウ理論でハイローオーストラリアを攻略する方法は、沢山あると思います。
ですが私は、「ダウ理論を覚えないと勝てない」と思っています。何故なら投資は相場分析をして、「勝率」が生まれます。その相場分析をするにあたっての基本が「ダウ理論」だからです。
つまり、ハイローオーストラリアを攻略するにはダウ理論は必須だという事です。
今回はダウ理論についてのお話でした。