今回の記事で分かる事
- 三角保合いとは
- 三角保合いのチャートパターン
- 三角保合いが発生した際の売り買いサイン
- ハイローオーストラリア三角保合いは活かせるのか
三角保合いとは
三角保合い(サンカクモチアイ)とは、相場が上下しながらも横ばいの動きを続けて、その上下幅が段々と小さくなっていきチャートの形が三角になるようなチャートの形を三角保合いと言います。
保合いの期間が長ければ長いほど、三角形が崩れた瞬間より大きく相場が動くと言われています。
三角保合いのチャートパターン
三角保合いには3種類のチャートパターンが存在します。その3種類とは下記の通りです。
- 上昇トレンドでの三角保合い
- 下降トレンドでの三角保合い
- 価格が均等している三角保合い
上昇トレンドでの三角保合い
上昇トレンドのでの三角保合いとは価格が上昇しながらも、中々最高値を記録せずチャートの形が三角になっていく事です。
この上昇トレンドでの三角保合いが現れ三角形の頂点に達した時、下落するのではなく三角形の形を破り上昇しやすいです。
何故なら、価格が上昇していて、下落しない。つまり投資家が三角保合いの現れたチャートへ「今後値段が上がる期待度の方が高い」という意思が感じられると言うことです。
下降トレンドでの三角保合い
下降トレンドでの三角保合いとは価格が下降しながらも、中々最低値を記録せずチャートの形が三角になっていく事です。
この下降トレンドでの三角保合いが現れ三角形の頂点に達した時、上昇するのではなく三角形の形を破り下降しやすいです。
何故なら、価格が下降していて、上昇しない。つまり投資家が三角保合いの現れたチャートへ「今後値段が下がる期待度の方が高い」という意思が感じられると言うことです。
価格が均等している三角保合い
価格が均等している三角保合いとは、上記画像のように「二等辺三角形」の形になりやすいです。
トレンドラインを引き下のサポートラインと、上のレジスタンスラインの間が徐々に狭くなっていき三角形を描きます。
均等している場合の三角保合いで、三角形の頂点にローソク足が達した時にブレイクする方向(上昇か下降)がわかりにくいのも特徴の一つです。
ただしこちらもトレンドラインかレジスタンスをブレイクした方向に進んでいく事が多いので、ブレイクした方向に順張りでエントリーするのが王道の手法です。
三角保合いが発生した際の売り買いサイン
三角保合いが発生した際の「売り買い」のサインですが、基本的にはブレイクした方向に順張り。というのが王道とされています。
ハイローオーストラリア三角保合いは活かせるのか
活かす方法は個人的には2つあると思っています。
一つ目は王道のブレイクした方角に順張りです。
こちらは上記でも解説した通り、三角保合いからブレイクした方角に伸びていく可能性が高いのでそちらに順張りをします。
エントリーする取引時間はできるだけ長い方がいいでしょう。
2つ目は三角保合い中にライン(レジスタンスかサポートライン」に沿って逆張りです。
こちらはFXなら当然NGなのですが、取引時間の短いハイローオーストラリアならかなり有効な手段と言えるでしょう。
では今回はこの辺で失礼します。