エンベロープというインジケーターはあまり聞き覚えがないトレーダーの方は多いのではないでしょうか?
エンベロープを覚えると相場の視野がとても広がり、今まで逆張りしかしなかった方も順張りに興味を持つかもしれません。
この記事で分かる事
- エンベロープとは
- エンベロープの導入方法(MT4)
- エンベロープとボリンジャーバンドの違い
- エンベロープを利用したハイローオーストラリア攻略方法
エンベロープとは
エンベロープとは、移動平均線との乖離率をバンド幅として表示したインジケーターです。
価格が移動平均線から、どれくらい離れたかを見て売買を判断するのが一般的なエンベロープの使用方法です。
またもっと詳しく解説するならば、バンドの最上部に価格が推移していると売りサイン。バンドの最下部に価格が推移していると買いサインとなります。上記画像では赤丸が売りポイント、黄色丸が買いポイントになります。
エンベロープの設定方法
MT4かMT5にアクセスをして、挿入→インディケーター→トレンド→Envelopesを選択します。
パラメータの設定画面に切り替わります。基本的にデフォルトのままでOKですが自身の好みの設定にしたい方は数値を変えてみてもいいでしょう。
主に変更できる数値は2つあり、期間と偏差です。FXなどでよく使われる設定値は下記の通りです。
- 期間→25
- 偏差→2~3
最後に青と赤の線がチャートに表示されていれば導入完了です。
エンベロープとボリンジャーバンドの違い
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは主に変動幅を予測するインジケータです。値動きが大きいとボリンジャーバンドも上下に大きく動きます。つまりボリンジャーバンド価格と並行して動くのが特徴です。
エンベロープ
エンベロープは、移動平均線をずらして表示している為ボリンジャーバンドとは違い変動幅を予測するとインジケータではありません。
移動平均線よりも5pips下に動いたら買いサイン、5pips上に動いたら売りサイン。というような言わばFXの自動売買向きのインジケーターです。
エンベロープを利用したハイローオーストラリア攻略方法
エンベロープは上記でも解説した通り、価格の変動幅を予測するインジケーターではありません。
あくまでFXのように「下がったら買い、上がったら売る」を繰り返す自動売買に向いています。
このやり方は豊富な資金と、長期運用を目指している方にお勧めのやり方です。
つまり、1秒の世界のバイナリーオプションにおいてエンベロープはあまり意味のないインジケーターという事です。更に単純な下がったら買い、上がったら売るのサインなので、勝率も悪いです。
なのでバイナリーオプションをしている私自身もエンベロープは使用していません。
エンベロープを利用した手法は私の知らないだけで他にも色々あるかもしれません。今回は私の意見として参考にして貰えば嬉しいです。